水たぎつ吉野宮滝奈良の吉野へ行ってきました。吉野は奈良の中でも南の方にあり大変山深いところで神秘的でもあります。 古代から訪れる人も多くたびたび歴史の表舞台にも登場しています。 吉野駅に降り立ちました。 よき人の よしとよく見て よしと言ひし 芳野よく見よ よき人よく見る つまり、良き吉野へ良き人よくおこし という天武天皇の歌のある碑で、迎えられます。 吉野駅からはケーブルに乗ることも出来るのですが山道を登るのも楽しいので今日は歩くことにしました。 歩くこと30分くらいでしょうか、頂上にたどり着きました。 そこには大きな門があり、その中は世界遺産にも指定されている金峯山寺蔵王堂です。 中には日本最大秘仏金剛蔵王権現が世界遺産に指定された記念に昨年の7月1日から今年の6月30日まで特別拝観をされていました。 その後は年に一回ということらしくて私も今回見ればもしかしたらもう一生見れることもないかもと思い、しっかり見てきました。 中には三体の金剛蔵王権現さまがいらっしゃいました。 釈迦如来は7.3メートル、弥勒菩薩阿は5.9メートル、千手観音は6.1メートルです。 大自然の霊威そのものの発現と思われる金剛蔵王権現は神であり、仏であり、神仏を敬う修験道のご本尊として祀られています。 ものすごい大きさと迫力に驚きました。 写真を撮ってはいけないので残念ですがやはり実物を自分の目で見ると言うのは素晴らしいことだと痛感しました。 つづいて、たくさんの重要文化財に触れ昔の人々の心に少し触れることが出来たかなと感じました。 ご開祖は役小角(えんのおづぬ)という人です。 役行者(えんのぎょうじゃ)ともよばれています。 生きたのは、飛鳥時代後期の634年から701年で苦修練行によって超人的な能力「神通」を習得されたという数多くの説話が残っているそうです。 蔵王堂を出て周りを見渡すと西に妙法殿(吉野朝宮後)が見えました。 後醍醐天皇から4代にに渡って南朝の拠点となった皇居跡です。 今は妙法殿だけが残っています。 名残惜しくはありましたが、蔵王堂を出て勝手神社を通り桜本坊へ向かいます。 勝手神社は境内の舞塚は、義経と別れた静御前が舞を演じたという伝説の地です。 桜本坊に着きました。 今日はここでお弁当と吉野駅で買ったよもぎもちを食べることにしました。 今日はこのくらいで明日、この続きを書かせていただきます。 ジャンル別一覧
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